PURPOSE
Kimono Kirumono CYCLE PROJECTは京都芸術大学空間演出デザイン学科ファッションデザインコース専任講師の伊藤正浩と京都発ファッションブランド「01u10」(ゼロイチユーイチゼロ)の伊藤広宣が共同で減少しつつある和裁士・和裁技術への関心を広げること、和裁の仕事が増えることを目的に立ち上げたプロジェクトです。和裁の技術に着目し、現在は株式会社後藤和裁（名古屋）の協力を得て、和服⇄洋服を相互に行き来することができる循環型ファッションの製品開発を研究しています。またこの仕組みは衣類の短サイクルな廃棄問題の解決方法のひとつを提案するものです。
Exhibition
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT #2.18.10 - 8.25 2024
きのもと交遊館
SIGA 木之本
きのもと街道文化祭KIMONOリメイク展にゲストとして出展。地元の方に着用していただいた写真パネルと共にKimono Kirumono CYCLE PROJECTの取り組みを展示。16日間で1000名程の来場者。
Award
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT和裁の技術を用いた和服と洋服の循環 Ver.1 コート
10.30 2023
京都デザイン賞 2023
入選
本作品は単に衣類をリメイクするのではなく、着物⇄洋服を相互に仕立て直す仕組みを持つコートです。 着物は本来、必要最低限の裁断パーツで縫製されます。この仕組みでの洋服の型紙は、着物を裁断した同量の布から洋服に展開できるように設計しています。着物として着用した際（帯を締めた時）に縫い目が外に見えない箇所で裁断を行い、洋服に仕立てるためのパーツを確保するなどの工夫を取り入れました。この仕組みを活用して縫いを解き、縫製し直すことで別の服として再構築することが可能となっています。
京都デザイン賞2023
Media
作品研究報告9.30 2023
京都芸術大学紀要 Genesis 27号 p.96-105
循環型ファッションへの新たなアプローチ 和裁の技術を用いた和服と洋服の循環
京都芸術大学紀要 Genesis 27号
Media
繊研新聞3.06 2023
繊研新聞 掲載
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT
きものと洋服の循環をつくる「キモノ・キルモノ・サイクル・プロジェクト」
Exhibition
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT #22.23 - 3.4 2023
長者町コットンビルアートスペース「GROUND」
NAGOYA 名古屋
第2回 Kimono Kirumono CYCLE PROJECT展示会
プロジェクトにご協力いただいている後藤和裁様の地元名古屋での展覧会を実施。新しい試みとしてお客様から提供いただいた着物を洋服へと作り替え、着物にまつわる思い出やエピソードと共に展示。
Media
作品研究報告9.30 2022
京都芸術大学紀要 Genesis 26号 p.20-21
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT
循環型ファッションへの新たなアプローチ 和裁の技術を用いた和服と洋服の循環
京都芸術大学紀要 Genesis 26号
Media
繊研新聞1.26 2022
繊研新聞 掲載
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT
京都で伝統文化・技術を守る新プロジェクト
Exhibition
Kimono Kirumono CYCLE PROJECT #112.14 - 12.19 2021
Time Machine Goes Big Time
KYOTO 京都
第1回 Kimono Kirumono CYCLE PROJECT展示会
着物から洋服・洋服から着物・洋服から洋服、和裁の技術を用いて服の形を循環できる仕組み構築し、初の展示会を開催。